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麻酔科医による麻酔科医と麻酔科研修医のためのブログ & 麻酔科医、次の一歩『ペインクリニック』専門医合格集中講義

タグ:発表

英語ができない麻酔科医はどのくらい存在するのだろうか?

これを知るには、まず「英語ができない」を定義する必要がある。

ここでいう「英語ができない」とは、

・学会発表の時に質疑応答ができない

・留学生や外国人スタッフと会話ができない

・外来に外国人の患者が来たらと、毎日ビクビクしている

としよう。


英文雑誌をなんとか読める人は多い。

英文雑誌に投稿することもできる。

これらはパターンが決まっているし、専門用語はわかるので何とかなるのだ。

投稿する時には、翻訳業者に頼めばいい。

でも、会話はできない人が多い。

専門的な会話でもだ。

(オススメ書籍1)あの俳優は、なぜ短期間で英語が話せるようになったのか? (SB新書)



俺は「英語ができない」なんて言っていられない時代なのだ。

私たちは、最難関の医学部受験を突破してきた。

受験英語は、得意だった。

ちょっとしたコツをつかめば、「英語ができる」に変れる。

自信を取り戻すことができる。

(オススメ書籍2)私が英語で「論争」できるまでにやってきた唯一のこと



意識を変えよう!

どうしても私たちは完璧な英語を目指してしまう。

私たちは日本人なのだ。

ネイティブ並みになることは基本不可能と思ったほうが良い。

デーブ・スペクターになろうなんて思うな。

会話の内容で勝負しよう。

片言でもいい、内容の濃い話をしよう。


医者で英語ができないヤツいるんだろうか?

医学部受験において、英語ができないことは死活問題である。

だから、英語ができないなんて考えられない!?

いや、マテよ。

「受験英語で高得点がとれる」と「英語ができる」とは同義だろうか?

「英語ができる」とは、ネイティブ(英語話者)と「論争」ができるということだ。

英語話者相手に臆することなく意見を戦わせられるということだ。



私たち医師は、新しい知識を吸収するために英文専門雑誌を読む。

また、日々の研究の成果を英文専門雑誌に投稿する。

だが、あなたは英語話者相手と英語で意見を交わすことができるだろうか?


国外の学会に参加すれば、もちろん英語で発表することになる。

最近は、国内の学会でされ英語で行われることも珍しくない。

医学部の授業も、英語で行うところも増えてきている。

国内企業同様に、英語化の波が医療分野まで進んできた。



学生時代は英語が得意だった人も、そうでない人も、

This is a pen.レベルの中1レベルの講義、発表にならないために、

もう一度ブラッシュアップする必要があるだろう。

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