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麻酔科医による麻酔科医と麻酔科研修医のためのブログ & 麻酔科医、次の一歩『ペインクリニック』専門医合格集中講義

タグ:コミュニケーション

麻酔科医ならコミュニケーション能力が高いんじゃないか?って誰が言ったんだ!

安全・スムーズに手術が進行するために麻酔科医が果たす役割は多い。

オーケストラのConductorのように、麻酔科医は手術室のリーダーにならなければいけない。

だけどね、オレは人と話すのが得意じゃないんだよ。

(i)【AIを搭載したFXロボ】かんなぎFX

専門の科を決めるときの条件が、患者とできるだけ会話をしなくていいってことだった。

それで候補に挙がったのが、

1、放射線科
2、麻酔科
3、病理などの基礎系

だ。

この中で麻酔科を選んだのは、心肺蘇生とか救急とか、他の2つに比べ医者っぽいと思ったからだ。

(i)「かんなぎ」はあなたが寝ている間も、休んでいる間も、疲れている時も、落ち込んでいる時も、チャンスタイムを淡々と探し続け、あなたのもとにお金を運び込むように動き続けます。

導入前のちょっとした時間なら患者との会話はOKだ。

抜管後はトットと帰室させるからこれまたOK!

厄介なのは、手術中の外科医たちとのコミュニケーション。

会話なんかいいから!トットと手術を終わらせろ!!


もっと厄介なのが、ペインクリニック外来。

まさにこれは患者との会話なくして診療が成り立たない。


あ~、ひとり(いや、外回りのかわいい看護師と会話しながら)でひっそりと麻酔してたいよ~~~。



といいながら、

麻酔管理中の諸君!

本読んだり、爆睡したり、外回りと話し込んだりしてないで、ちゃんとモニター音聞いて、術野視て、外科医たちとコミュニケーションとれよ!

そして、患者の肩にそっと手を当てよう。

そう、大門未知子のように。

今日、Doctor-X最終回だよ。

麻酔科医は、医師である。

気管挿管する配管工ではない。もちろん、神経ブロックだけをする針師でもない。

麻酔科医である前に、医師である。

医師といえば、受験戦争を勝ち残った秀才だ。

英語だって高得点を取ったことだろう。
注)帰国子女や幼少のころから英語の英才教育を受けてきた人には以下読むのはムダだ。

英語の試験でデキることと、英語ができる、つまり英語でコミュニケーションをとることができることとイコールではない。

京大芸人の宇治原氏は、菅氏著の『京大芸人』によれば、英会話はできない。

英語はデキるが、英語でコミュニケーションをとることができない。

この現象は、ほとんどの医師にも当てはまる。
留学するとこれは解消されるが...。

英語の成績がいいのに、英語コミュニケーション力が乏しいのはなぜか?

学校では、英語を学ぶ。これは語学。

でも、英語コミュニケーション力は、語力。

根本的に違うのである。

このところを理解すると、英語コミュニケーション力を身に付けることは容易い。

語彙力はかなりのレベルだから。


では、どうしたら英語コミュニケーション力を身に付けることができるのか?!

その答えは、

『僕が無料の英語マンガで楽にTOEIC900点を取って、映画の英語を字幕なしでリスニングできるワケ Kindle版』 に書いてある。

今、まさにコレ!英語学習法


これ出版社が売れるインパクトのある名前にしたんだと思うが、この本は名著。現代の英語学習としてもっともなことが述べられている。

学習法にムリムダがない。

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『ブラックジャックによろしく』を教材にしている点も、医療従事者には好都合である。

『ブラックジャックによろしく』マンガデータは、二次利用フリーですべての方に公開されています。

上記ページで英語版、日本語版ともPDFデータでダウンロードできます。

PDFなのでいろいろな使い方ができます。


英語でコミュニケーション をとるためには、どうしても「音」が大切だ。

語学でなく、語力を付けるようにしよう。

 

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