「専門医」資格っている?
「ブラックジャック」になる?という選択もあるか!?

ここで断っておくが、

「専門医」資格を取らないことは、何か専門分野を持たないことではない。

専門医制度に踊らされているのがタマラナいだけだ。

専門医資格を取りさえすれば良いとか..。

「ラパコレ」で2000mLも出血させ、「俺は胆道系の権威だ!」 と言って周りのスタッフを怒鳴り散らす外科医。
(補)この外科医、確かに論文では「胆道系、ラパコレの権威」らしい。 

はじめていく出張麻酔先で、必ずと言っていいほど挿管時に前歯を折ってくる麻酔科指導医。

手技がまったくダメな東大出の麻酔科専門医。

手術がまったくできない産婦人科教授。

・・・・・。


それでいいのか?

肩書とその人の能力が比例するワケではない。

それに「専門医」資格なんて誰でも取れるようになっているのだ。

こんな専門医資格、欲しいですか?
※まあ、欲しいですけどね。


ここで提案ですが、

これからは「専門家」になろうではないか!?

あるひとつの分野についてよく知ること。

誰にも負けないひとつの手技を身に付けること。


私たちは「専門医」を目指すのではなく、ある分野の「専門家」になるべきなのだ。

医師全員がなんらかの「専門医」になる時代だからこそ、

あるひとつの分野の「専門家」になる価値があるのだ。

さあ、あなたはどの分野の「専門家」になる?