麻ペ漢.BLOG

麻酔科医による麻酔科医と麻酔科研修医のためのブログ & 麻酔科医、次の一歩『ペインクリニック』専門医合格集中講義

カテゴリ: 雑談

私は,麻酔科専門医・指導医で,ペインクリニック学会の専門医も持っているし,
とある総合病院の診療部長である.

であるが,なぜだか成り行きで,病院の当直をすることになってしまった.

麻酔科の当直ではない.

病院全体の夜間・救急外来当直,つまり「ひとり当直」である.

緊急手術の麻酔なら何でもござれ,だけれども・・・

「ひとり当直」なんてできるか~.

00020520


はあ.....

と言う訳で,急遽,

『ビビらず当直できる内科救急のオキテ』

をAmazonでポチりました.
Amazon

ついでに,

『外国人患者が来ても困らない外来診療のための英会話』

も買っちゃった.

夜間,救急外来に来る外人ほど怖いものはない.







俺,人見知りなんだよな~.

だから,麻酔科医を選んだのに.
(ペインクリニックの患者は経過がないから人見知りとは縁遠い)



台風19号の影響により一部の区間で運休が続いていた北陸新幹線は、
本日(10月25日)より金沢ー東京間の直通運転が再開されました。

ただし、暫定ダイヤですのでご注意ください。
北陸新幹線(東京~金沢間)の直通運転再開に伴う暫定ダイヤについて

北陸新幹線再開


■JR 東日本
■JR 西日本
■NEXCO 東日本




男性諸君!毎日充実しているか?

何をもって、充実しているかということだが、

1つは仕事。

まるで昼寝から覚めたような麻酔覚醒。

神経ブロックがうまくいく。

研究がすすむ。

・・・・・。

そして私生活。

睡眠をしっかりとれる。

かわいいペットが心の友。

・・・・・。

やっぱりなんと言っても、男にとっての毎日の充実は、

きれいな恋人が仕事の疲れを癒やしてくれることだ。


田中みな実、理想だな〜。

(i)田中みな実の写真集はAmazonで

田中みな実1st写真集(仮)
田中みな実
宝島社
2019-12-13




とある総合病院での出来事。
救急は2次まで対応する。
麻酔科医は常勤である(そう私です)。

そんなある病院、救急外来での光景だ。

老人ホームから肺炎疑いの高齢者が、救急搬送されてきた。

運ばれてきたとき、呼吸状態はかなりやばい。

このときの救急当番は、臨床研修医と内科部長である。



気管挿管が必要と判断したお偉い内科部長。

臨床研修医に気管挿管するように指示した。

あっぷあっぷの高齢患者とはいえ、喉頭鏡をかければ抵抗する。

もちろん挿管できない。

そこで内科部長は、枕を取るように指示。

再度チャレンジ。

で、またまた失敗。

内科部長、今度は患者全体を頭側に移動するように看護師たちに指示。


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上図のような状況になった。↑↑↑本当です!

説明しよう。
患者の頸部から頭部がストレッチャーから落ちている。
後屈も後屈、そして頭は宙ぶらりんの状況である。
この状況では、口よりもかなり上部に喉頭蓋があることになる。
俺でもさすがにこのまま挿管はできないだろう(いや、俺ならできる)。




再々度チャレンジ!

もちろん挿管できません。

ここで、内科部長が変わるということはしません、指示だすだけ。



この状況に耐えれない看護師が私に連絡。

すぐに行くと上図の状況で何度も挿管にトライしてました。

なんで来たお前、みたいなお偉い内科医の視線を無視して、

すぐに患者を足元に下げ、頭に枕を入れて、スニッフィングポジションにして、挿管しました。

ちなみに、総入れ歯で歯もなく、とても挿管しやすい人でした。

ほんの数分の出来事。

また看護師さんたちの俺の株が上がったな。


ストレッチャから頭を出して下げるというのは今回が初めてだったけど、

挿管困難で呼ばれる時に目にするのは、枕をわざわざ外していることだ。

だから、私がその場に行ったらはじめにすることは枕を入れること、スニッフィングポジションをとること。

枕を外して頭を低くしたら、挿管を難しくしているってこと、内科医の皆さん知ってますか?

スニッフィングポジションって習わなかった?

看護師でも知ってますよ!
→ 気管挿管時に頭を高くするのはどうして?


麻酔科医のあなた挿管困難のとき枕外してません?
※これはフィクションです。

悪魔のささやき医学辞典 新訂増補版
メディカルサイエンスインターナショナル
2019-05-31



医者も人間ですから…。

医学界って、とても人間臭いところなんですよね。

ですから、人間臭いところには悪魔がよってくるんです。

そして、いろいろささやきます。

皆さん、くれぐれも惑わされませんように。

あ、俺って大丈夫?

(i)麻酔科の皆さん、一生懸命稼いだそのお金、そのお金に今度は稼いでもらいましょう!
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(注)悪魔のつぶやきです。ご注意ください。



「痛いですか?」

抜管後にすぐに聞く看護師が嫌いだ。

痛いかと聞かれたら、「痛い!」って言うに決まってるじゃないか。

手術したんだから。

それでも手術中からできるだけ痛くないようにしているのだ。

麻酔から覚醒して、すぐに大声で「痛い!」と訴えたり、

冷や汗かいて我慢してたり、苦痛な顔したりしないように最大限の努力をしているのだ。

麻酔から覚めて、静かに落ち着いている患者に、なぜ、今聞くのか。


ペインクリニックでの慢性痛患者は、

何か集中するものがあり、痛みのことを考えなければ、

痛みを忘れていることが多い。

日中は忙しいために痛みを感じないのに、

夜間に痛くなるのは、痛みに意識を最大限フォーカスするからである。

だから、「痛くないですか?」なんて聞いたら、

意識がそっちにいって、「痛いです」って訴える。


それを聞いた看護師は、「先生!痛いそうです。」と

俺に言ってくる。

鬼の首を取ったかのごとくに。

いやいや、フェンタニルも結構入れたし、アセリオも30分前に入れてるよ。

あとどうしろというんだ!?

手でも握って、「大丈夫ですよ、私が付いてます」とでも言えば良いのか。

執刀医たちにヤラれたきずに、そっと手を添えれば(手当)良いのか。


「痛いですか?」なんて聞かなくても、患者が痛いならすぐにわかる。

あ、ちょっとフェンタニルの量が少なかったかなとか、アセリオの投与が遅すぎたかなとか、

あれ、硬膜外効いてない?とか、術中に執刀医が何かやらかした?とか、

いろいろ考える。


看護師たち(時には主治医)よ、

手術室で特に麻酔終了直後に「痛いですか?」なんて、

絶対に聞くんじゃない!!!



p.s.ごめんm(_ _)m。
看護師さんいつもありがとう。
いつもお世話になってます。



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新人たるもの、座ってはいけない。
立ってモニターと術野をしっかり見よう。
イイか!術野を見ない麻酔科医は麻酔科医ではない。
座ってモニターを見ているだけでは、術者とのコミュニケーションが取れない。
ちゃんと術野を見ていれば、「下手!」「早く終われ!」なんて術者に言えるようになるよw。
弾性ストッキング

でも、何時間も立っていれば足もむくみ、だるくなります。
その対策として、『俺の 着圧 極み』をおススメしよう。
いわゆる弾性ストッキングだ。
これでもう何時間も立っていられる!?
もちろん、抗菌消臭+。


緊急手術が麻酔科医を育てる!
いつ何時、緊急手術が入るかわからない。
どれだけ同僚より多くの緊急手術の麻酔を勝ち取れるか。
そう、麻酔はサバイバルだ!

さあ、手術室で寝て待て!!!
そんな時、寝袋があるといいよ。
あ、枕も忘れずにネ。

麻酔は飛行機によくたとえられる。
挿管は離陸。
抜管は着陸。
維持は...、オートマチック(持続筋弛緩投与、レミフェンタニル、、、)
結構、ヒマ、、、いや、時間がある。
そんな時はタブレットPCで読書だ。

電子書籍は紙の本並に品数がそろっている。
もちろん、麻酔科関係の本もたくさんある。
何冊も手術室に持っていくのは大変。
タブレットならたった一つ。
そこにたくさんの電子書籍を入れることができる。
お気に入りのグラビア写真集だって入れられるぞ。
でも、くれぐれも看護師さんには注意しようね(当方は一切責任を負えません)。
《おススメ電子書籍.》


バックも必需品だよね。



(補)麻酔科医は人手不足だ。
すぐにトイレ休憩に来てくれないかもしれない。
そんな非常事態には、コレ↓www

男性ならペットボトルっていうてもあるが...

(i)毎日麻酔で、FXできない(><)
⇒そんな人に、自動でFX!? 【AIを搭載したFXロボ】かんなぎFX

おじいちゃん:「先生、おはようございます。」←すごい元気だ。なぜ病院にいるんだ?

私:「・・・おはようございます...」
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連日の送別会のため、病院売店でウコンの力と水を買って廊下を歩いている時、外来受診らしき高齢の男性(おじいちゃん)にあいさつされた。

(i)


はて?このおじいちゃんは誰か。

おじいちゃんが誰にでも元気にあいさつをする人なのか?

それとも、麻酔をかけた人なのか?

(i)


大学病院などの大きなところでは、患者と麻酔科医の接点はかなり小さい。

だが、当院では術前に30分以上はかける。

そして、脊髄くも膜下麻酔や神経ブロックだけでも、ちゃんと患者の頭のところにいる。←えらいだろう。単にヒマなだけとも言えるw。




患者と会話もしながらスムーズな手術に貢献している。

だから顔を覚えられる。

こっちは覚えていない。

俺は昔から患者の顔を覚えない。

どんなにきれいな人でもだ。←覚えなくても印象に焼き付くかもしれないが...。

(i)【AIを搭載したFXロボ】かんなぎFX

さて、こんな時はどうあいさつすればいいのか。

「調子どうですか?」

なんて言った時には、長話になるかもしれない。

皆さんはどうしてますか?

神対応はあるのかな?

(i)






最近、どうも活力がみなぎらない。

【活力】活動を生み出す力、エネルギー。生気 ・ 精 ・ ヴァイタリティ ・ 精力 ・ 気力 。

活力は何をするのにも大切な力だ。

特に男にとっては、活力がみなぎらないのはオトコとしてのプライド問題に発展する。

そこで、普通なら男性用サプリメントを試すところだが、私は医師である。

そして、少し漢方薬もかじっている。

まさか同僚にあの西洋薬を処方してもらうわけにはいかないだろう。

性機能障害なんてカルテに残したくない。

漢方なら、そんな病名を付けなくていいのだ。



では、漢方薬は何を処方してもらうか。

どんな病名にするか。

腰痛持ちで、手足が冷え、下肢がむくみ時に痛む。

胃腸は丈夫で、食欲はある。

とくると、一番に浮かぶのが「牛車腎気丸」だ。

応用に陰痿(痿弱するもの)がある。
参;『臨床医のための漢方薬概論』のp180(『活用自在の処方解説』のp218)

臨床医のための漢方薬概論
稲木 一元
南山堂
2014-01-15



効能に下肢痛・腰痛がある。
参;『ツムラ医療用漢方製剤 製品ラインナップ』のp240

これなら後輩の女医に処方してもらうことができる。

なお、「牛車腎気丸」から牛膝と車前子を除いた「八味地黄丸」もアリだろう。


若い麻酔科医で陰痿に悩んでて、抑うつ気分や不眠、いらだちなどがある(精神的なことが原因)場合には、「柴胡加竜骨牡蛎湯」や「桂枝加竜骨牡蛎湯」を試す価値あり。




(i)日本製の活力サプリメント「GHプレミアム」


今日から仕事ですね。
今日と明日そして、土日、そして祝日の月曜日も休みという人いますか?
手を挙げてください。
もしかしたら、年末年始も急患で働き詰めっていう麻酔科医の方いますか?
お疲れ様です。
私は、今日から仕事です。
年末年始は一度だけ急患で呼ばれましたが、静かな年末年始でした。
今日は手術がないのでもう終了です。
帰りますw。
明日は外科が無謀にも肝切を入れてきました。
新年一発目から大技を持ってきました。
ヤルな外科!
まあ、軽くかわします(長丁場だ~)。
2018


(i)なぜ、ヒツジが空を翔べたのか? (決断力のないあなたへ) 新書

最近、転職を考えているんだよね。
今の職場は時間の束縛はないし、上はいないから自由気ままなんだけど、、、
なんか長くいすぎた感があるんだ。
といっても、行く当てないんだけど。
今以上の条件なんてないだろうな。
ということで、考えてみたもののダメだなこりゃ。
現状を変える勇気がないんだ。
結局、スパッと決断できる人が生き延びていくんだ。
今年もまた変わらない安定の一年を目指します。

(i)医師転職のエムスリーキャリア

あ、ちょっと前までペインクリニックでの開業を考えてた。
“開業"プロフェッショナル ~クリニック開業・これだけは絶対に知っておきたい話 』なんて本も読んでみた。
辞めた。
やっぱり開業って大変そうなんだよね。
こういう決断は早いんだよな~。

(i)忙しい麻酔科医でも大丈夫!FXはAIに完全お任せで。


麻酔科医ならコミュニケーション能力が高いんじゃないか?って誰が言ったんだ!

安全・スムーズに手術が進行するために麻酔科医が果たす役割は多い。

オーケストラのConductorのように、麻酔科医は手術室のリーダーにならなければいけない。

だけどね、オレは人と話すのが得意じゃないんだよ。

(i)【AIを搭載したFXロボ】かんなぎFX

専門の科を決めるときの条件が、患者とできるだけ会話をしなくていいってことだった。

それで候補に挙がったのが、

1、放射線科
2、麻酔科
3、病理などの基礎系

だ。

この中で麻酔科を選んだのは、心肺蘇生とか救急とか、他の2つに比べ医者っぽいと思ったからだ。

(i)「かんなぎ」はあなたが寝ている間も、休んでいる間も、疲れている時も、落ち込んでいる時も、チャンスタイムを淡々と探し続け、あなたのもとにお金を運び込むように動き続けます。

導入前のちょっとした時間なら患者との会話はOKだ。

抜管後はトットと帰室させるからこれまたOK!

厄介なのは、手術中の外科医たちとのコミュニケーション。

会話なんかいいから!トットと手術を終わらせろ!!


もっと厄介なのが、ペインクリニック外来。

まさにこれは患者との会話なくして診療が成り立たない。


あ~、ひとり(いや、外回りのかわいい看護師と会話しながら)でひっそりと麻酔してたいよ~~~。



といいながら、

麻酔管理中の諸君!

本読んだり、爆睡したり、外回りと話し込んだりしてないで、ちゃんとモニター音聞いて、術野視て、外科医たちとコミュニケーションとれよ!

そして、患者の肩にそっと手を当てよう。

そう、大門未知子のように。

今日、Doctor-X最終回だよ。

麻酔科医のみなさん、次の写真をみて何か思いませんか?

フェンタニル②


 

そうです!とても危険ですね。

フェンタニルのアンプルを開けるとき、麻酔科医なら一度ならずも何度でもケガをしています。

フェンタニル①


このように、先がトンガって割れるんです。

これどうにかなりませんかね。

フェンタニルって、ほぼ100%麻酔管理で使うものです。

それなのに毎回危険にさらされる。

良くありません。 

この問題は、アンプルカット時だけではありません。


フェンタニル②


このように使用済みアンプルを箱に戻すと、危険です。

新しいアンプルを取るときに、ケガをしてしまう可能性があります。

ですから、次のように逆さにして戻して、ケガを防止しましょう。

フェンタニル③


これなら隣のアンプルを取るとき間違って指を切ることもありません。

細かな気遣いがデキる、そんなオトナな麻酔科医になりましょう。

 

コンビデンシー(competency)とは、

医師の行動特性

のことである。 

何のことやらって感じですが、

つまり、

頭でっかちな医師ではなく、人間として優れた医師ということ。






国際的な医学教育においては、

医学的な知識を教えるのではなく、自ら学ぶことが重要。

医学的な知識、判断は、人工知能(AI)の方が優れている。

仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること (講談社+α新書) Kindle版

AIになできない、人にしかできないこと、

それが医師としての行動特性となる。






逆流性食道炎を合併した患者の麻酔導入に、セミ「クラッシュ」で行っているところ多くなりましたね。
※セミ(semi-、半、いくぶん、やや)って、なんなんということはおいときましょう。そういえばセミオートマなんてのもありますね。

ところで、「クラッシュ」が何のことだかわかりますか?

誤嚥のおそれのある場合に行う導入法の呼び名である。

クラッシュ、crash
物が倒れたり、こわれるときのすさまじい音;雷などのとどろき≪ガチャン、ガラン、ドシン、ゴロゴロなど≫。激突。倒産、暴落。

では、この「クラッシュ」の正式名称は何ですか?

迅速導入? 急速導入?

手元にある『STANDARD TEXTBOOK 標準麻酔科学 第3版』のp142右には、

急速導入 crash induction

と書いてある。

日本麻酔科学会編『麻酔科学用語集 第3版』によると、

急速導入:きゅうそくどうにゅう、rapid induction

迅速導入 :じんそくどうにゅう、rapid sequence induction


である。

※注釈
rapid:速い、急な、迅速な
sequence:原義「後に従うもの」 ⇒ 連続
induction:導入

ウエブ上の第4版にも、crash inductionという記述はない。⇒http://www.anesth.or.jp/info/pdf/glossary.pdf

「クラッシュ」は、急速なのかそれとも迅速なのか?

手元にある『広辞苑第五版』によると、

急速:いそぐこと。物事の進展が速やかなこと。

迅速:すみやかなこと。きわめてはやいこと。


とある。

うーん(゜-゜)、まったく区別がつかないゾ。

あなたは、誤嚥のリスクがある患者の麻酔導入の「クラッシュ」は、急速ですか?それとも迅速ですか?

rapid induction、rapid sequence inductionというのもまったく区別がつかない…。

困った、困った。

そういえば、子供の導入でよく使う、

緩徐導入:かんじょどうにゅう、slow induction

というのもありますね。

(i)麻酔科医の諸君!電子辞書は手元に持っておこうね。

 カシオ 電子辞書 エクスワード 医学プロフェッショナルモデル XD-K5900MED
 


今、「クラッシュ」といえば、

迅速導入 :じんそくどうにゅう、rapid sequence induction

のことですね。 

みんな、福岡来てますよね。

この人の多さなんでしょう?!
今までは参加することが目的でした。
でも、専門医制度のために、できる限り「単位」を稼がないと…。

昨日最終の専門医講習会終わったあとの人の多さは今までなかった現象だ。
7時30分からのリフレッシャーもいっぱい。

しかし、いくら麻酔科医が朝早いからって7時30分早すぎだ。
だって、宴会のあとだよ。
今日も懇親会のあとに宴会だし、…ねむくてしょうがないのだ。

あと、タクシーも連絡バスも、混んでる(>_<)。
待ちも混んでるし、道路も混んでるし。
分散はやめて欲しいわ〜。

これからは、神戸か横浜でしかしないで欲しいぞ。移動がちょー負担!


私たち麻酔科医は臨時収入が少ない。

この臨時収入というのは、バイトとかではなくいわゆる「袖の下」のことだ。

よく言うと「心付け」のことだ。


麻酔科医が患者と接するのは、術前、麻酔中、術後の時だけである。

主治医のように長いこと接するということがない。

つまり、「心付け」される機会が少ないのだ。

手術中、患者の「いのち」を術者(主治医など)から必死で、もじどおり死守しているのに。


いままで数回しか「心付け」をいただいたことがないが、

「心付け」してくださる方には、パターンが在ることに気付いた。

そのパターンは二通りなのだが、

「信心深い」おばあちゃん、

そして、もう一つが「お偉い」あっちの方(頬に傷あり、チンピラではない)

なのだ。

あっちの偉い方も、おばあちゃんも、「心付け」するには理由がある。

ズバリ、「手術がうまくいきますように」だ。

おばあちゃんから貰うなんて以ての外だ!っていう人いるかもしれない。

でもね、もし私がもらわなかったらどう思うだろうか?

私たちへの「心付け」は、「玉串料」と同じなのだ。

だから、「こんなことしなくてもいいんですよ。」と言いながら、

「袖の下」ならぬ「白衣のポケット」に素早くしまうのだ。

ところで、いまでも外科医たちは「袖の下」を頻繁に貰っているのだろうか?


下記の画像は、「ザ!理想的麻酔科医」である。

吸入麻酔薬を扱っている製薬会社のポスターだ。

これがレジ部屋にドーン!と貼ってある。

 麻酔科医たるもの
画像 「理想的麻酔科医像」


レジ部屋も卒業して、私の部屋にはこのポスターはない。

アイドルのポスターもない(さすがにこのご時世なので貼れない)。


さて、私はどこまで「理想」に近づけただろうか?

いま言えることは、「理想」に限りなく近いことをしないと麻酔業務は務まらないということだ。

日々の麻酔管理を素直に行っていれば、良くも悪くも「理想的麻酔科医」になるものである。

さあ、日々、努力!

とはいっても、時には肩の力を抜くことも大切だよ。


私たち麻酔科医は、医師である前に一人の人間である。

医学書ばっかり読んでいてはダメなのである。

そこで、

「ノン医学書」をもっと読もう!

と題して、コレは!と私が思う本を紹介していこうと思う。

ノンフィクションもフィクションもアリだ。

記念すべき第1回目は、

リサ・ランドール氏の『ダークマターと恐竜絶滅』だ。




宇宙論最大の謎と恐竜絶滅の関係?!

宇宙論最大の謎とは、「ダークマター」のことだ。

6600万年前、忽然と地球上より姿を消した恐竜。

このような大絶滅は、何度も繰り返されている。

それも周期的に。

なぜか?

その謎の解答をリサ・ランドール氏は宇宙論から求めている。 

リサ・ランドール氏といえば、「ワープする宇宙」などベストセラーがある。



でも、ただのベストセラー作家ではない。

彼女は「ワープする余剰次元」論の提唱者の一人であり、将来のノーベル物理学賞候補である。

そんな彼女が恐竜の絶滅に関して、大胆な仮説を2014年に発表した。

その難解な理論を私たち素人にわかるように書いたのが本書『ダークマターと恐竜絶滅』である。

現代宇宙論最大の謎とされる「ダークマター」が天の川銀河と相まって、周期的にこの地球上の生命を大絶滅させるというのだ。

母なる地球も、宇宙の子供に過ぎないということだ。

kindle版(↓)で、今すぐ一気読み!

「専門医」資格っている?
「ブラックジャック」になる?という選択もあるか!?

ここで断っておくが、

「専門医」資格を取らないことは、何か専門分野を持たないことではない。

専門医制度に踊らされているのがタマラナいだけだ。

専門医資格を取りさえすれば良いとか..。

「ラパコレ」で2000mLも出血させ、「俺は胆道系の権威だ!」 と言って周りのスタッフを怒鳴り散らす外科医。
(補)この外科医、確かに論文では「胆道系、ラパコレの権威」らしい。 

はじめていく出張麻酔先で、必ずと言っていいほど挿管時に前歯を折ってくる麻酔科指導医。

手技がまったくダメな東大出の麻酔科専門医。

手術がまったくできない産婦人科教授。

・・・・・。


それでいいのか?

肩書とその人の能力が比例するワケではない。

それに「専門医」資格なんて誰でも取れるようになっているのだ。

こんな専門医資格、欲しいですか?
※まあ、欲しいですけどね。


ここで提案ですが、

これからは「専門家」になろうではないか!?

あるひとつの分野についてよく知ること。

誰にも負けないひとつの手技を身に付けること。


私たちは「専門医」を目指すのではなく、ある分野の「専門家」になるべきなのだ。

医師全員がなんらかの「専門医」になる時代だからこそ、

あるひとつの分野の「専門家」になる価値があるのだ。

さあ、あなたはどの分野の「専門家」になる?


昨日から腰が痛い(><)!

手術室の看護師(女性)が腰が痛いって言ったらすぐに「トリガーポイント注射」してるんだけど、

自分ではできないし、かといって後輩にしてもらうのは怖いし、先輩は違う意味で怖いし、、、。

湿布様のお世話になっています。 


しかし、原因は何だろうか?

若干、右下肢の太ももがしびれている感もあるけど...。

「腰椎椎間関節症」かな。

「椎間板ヘルニア」ではないとおもうんだけどな~。

でも、「椎間板ヘルニア」の後発年齢は20~40歳台。

もしかして、、、、。

腰痛の原因は、お腹じゃないかと。

この出てきたお腹が...。


そういえば、医局員で寝違えただけなのに、この痛みは絶対にヘルニアだ!って言って、1週間休んだヤツいたな~。

医療従事者って、痛みに弱いんですよね。


「痛み」、人類にとって切っても切れないものですね。

ですから、「痛み」をきちんと理解しないといけません。

最近、もう一度学び直すという意味で、

小川節郎先生著の『医療従事者のための痛みガイドブック (Kindle版)』を読みました。


また、同じく小川節郎先生編集の『メカニズムから読み解く痛みの臨床テキスト』で学び直しています。


『メカニズムから読み解く痛みの臨床テキスト』は、ペインクリニックの専門医をとる方はぜひ読んでください。
これぐらいの知識はきっちり頭に整理しておきましょう。 

やっぱり、小川先生は偉大です。


ゴールデンウイーク 終わって、仕事のストレスが原因か?

う~、俺も1週間ぐらい休めば治るかも...。

やっぱり、先輩の目が怖い(><;)

久々のブログ更新です。

ゴールデンウイーク、どうでしたか?

休めましたか?

麻酔科医は、他の科に比べてオンオフがしっかりしているので、

きちんと休んだでしょう!?

私は、暦通りに2日と6日以外は休みました。
といっても、6日は夜中に急患があって、7日の明け方まで仕事してましたけど・・・。


どこも行かなかったので、ホントにしっかり休みました。

で、何をしていたかというと、、、

寝ては、食べ、そして「Hulu」や「「Youtube」三昧の日々でした。

とくに「Hulu」では、

アメリカンドラマ、

「クリミナル・マインド」や「グレイズ・アナトミー」

を観てました。

「グレイズ・アナトミー」を観てると、レジデント時代を思い出しますね。

エレン・ポンピオがいい味出してます。

1969年生まれですよ。

声がとてもチャーミングだな~。


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