最近、どうも活力がみなぎらない。

【活力】活動を生み出す力、エネルギー。生気 ・ 精 ・ ヴァイタリティ ・ 精力 ・ 気力 。

活力は何をするのにも大切な力だ。

特に男にとっては、活力がみなぎらないのはオトコとしてのプライド問題に発展する。

そこで、普通なら男性用サプリメントを試すところだが、私は医師である。

そして、少し漢方薬もかじっている。

まさか同僚にあの西洋薬を処方してもらうわけにはいかないだろう。

性機能障害なんてカルテに残したくない。

漢方なら、そんな病名を付けなくていいのだ。



では、漢方薬は何を処方してもらうか。

どんな病名にするか。

腰痛持ちで、手足が冷え、下肢がむくみ時に痛む。

胃腸は丈夫で、食欲はある。

とくると、一番に浮かぶのが「牛車腎気丸」だ。

応用に陰痿(痿弱するもの)がある。
参;『臨床医のための漢方薬概論』のp180(『活用自在の処方解説』のp218)

臨床医のための漢方薬概論
稲木 一元
南山堂
2014-01-15



効能に下肢痛・腰痛がある。
参;『ツムラ医療用漢方製剤 製品ラインナップ』のp240

これなら後輩の女医に処方してもらうことができる。

なお、「牛車腎気丸」から牛膝と車前子を除いた「八味地黄丸」もアリだろう。


若い麻酔科医で陰痿に悩んでて、抑うつ気分や不眠、いらだちなどがある(精神的なことが原因)場合には、「柴胡加竜骨牡蛎湯」や「桂枝加竜骨牡蛎湯」を試す価値あり。




(i)日本製の活力サプリメント「GHプレミアム」