麻ペ漢.BLOG

麻酔科医による麻酔科医と麻酔科研修医のためのブログ & 麻酔科医、次の一歩『ペインクリニック』専門医合格集中講義

2016年05月

みんな、福岡来てますよね。

この人の多さなんでしょう?!
今までは参加することが目的でした。
でも、専門医制度のために、できる限り「単位」を稼がないと…。

昨日最終の専門医講習会終わったあとの人の多さは今までなかった現象だ。
7時30分からのリフレッシャーもいっぱい。

しかし、いくら麻酔科医が朝早いからって7時30分早すぎだ。
だって、宴会のあとだよ。
今日も懇親会のあとに宴会だし、…ねむくてしょうがないのだ。

あと、タクシーも連絡バスも、混んでる(>_<)。
待ちも混んでるし、道路も混んでるし。
分散はやめて欲しいわ〜。

これからは、神戸か横浜でしかしないで欲しいぞ。移動がちょー負担!


「ノン医学書」をもっと読もう!

第2回目は、

『いますぐ妻を社長にしなさい』だ。

 
医者 = 高給取り

世間一般にそう思われている。

開業医のほんの一部は確かに。

しかし我々はどうか?

ちょっとだけ給与を多く貰っている。

でも、労働力との比では安い、安すぎる。


そんな時、合同会社(LLC)を作って妻を社長にする。

そして資産形成をする。

私たちには本業がある。

それだけで手一杯である。

あの遊んでいる妻を働かせれば、確かに無駄がない。



「ニューリッチ」という世界がある。

「金持ち父さん貧乏父さん」と言い換えてもいい。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

つまり、24時間365日仕事に縛られているのは、「リッチ」でも、「金持ち父さん」でもない。

我々の仕事は特別だ。

それだけが心の支えである。

でも、やっぱり「ニューリッチ」、「金持ち父さん」になりたい、、、、、。

この本読んだだけで資産形成できるかって言われると多分できないでしょうけど。


p.s.しかし、1/3もっていかれる税金はどうにかならないものか。



合同会社(LLC)とは?



日本麻酔科学会第63回学術集会(福岡)が1週間後となりました。
http://anesth.or.jp/63rd/

「専門医なんていらない。」なんて言ってますが、

ちゃんと出席して、単位はできるだけ取りましょう。

e-learningがあるから、思いっきり博多を満喫するぞって方もいるかもしれませんが、

お楽しみは夜にとっておきましょう。

昼間は学会にきっちり参加して、夜思い切り遊ぶ。

お、なんだか学会に行くのが楽しくなってきたぞ!



尚、まさか宿泊先や飛行機・電車押さえてないってことないですよね?



私たち麻酔科医は臨時収入が少ない。

この臨時収入というのは、バイトとかではなくいわゆる「袖の下」のことだ。

よく言うと「心付け」のことだ。


麻酔科医が患者と接するのは、術前、麻酔中、術後の時だけである。

主治医のように長いこと接するということがない。

つまり、「心付け」される機会が少ないのだ。

手術中、患者の「いのち」を術者(主治医など)から必死で、もじどおり死守しているのに。


いままで数回しか「心付け」をいただいたことがないが、

「心付け」してくださる方には、パターンが在ることに気付いた。

そのパターンは二通りなのだが、

「信心深い」おばあちゃん、

そして、もう一つが「お偉い」あっちの方(頬に傷あり、チンピラではない)

なのだ。

あっちの偉い方も、おばあちゃんも、「心付け」するには理由がある。

ズバリ、「手術がうまくいきますように」だ。

おばあちゃんから貰うなんて以ての外だ!っていう人いるかもしれない。

でもね、もし私がもらわなかったらどう思うだろうか?

私たちへの「心付け」は、「玉串料」と同じなのだ。

だから、「こんなことしなくてもいいんですよ。」と言いながら、

「袖の下」ならぬ「白衣のポケット」に素早くしまうのだ。

ところで、いまでも外科医たちは「袖の下」を頻繁に貰っているのだろうか?


下記の画像は、「ザ!理想的麻酔科医」である。

吸入麻酔薬を扱っている製薬会社のポスターだ。

これがレジ部屋にドーン!と貼ってある。

 麻酔科医たるもの
画像 「理想的麻酔科医像」


レジ部屋も卒業して、私の部屋にはこのポスターはない。

アイドルのポスターもない(さすがにこのご時世なので貼れない)。


さて、私はどこまで「理想」に近づけただろうか?

いま言えることは、「理想」に限りなく近いことをしないと麻酔業務は務まらないということだ。

日々の麻酔管理を素直に行っていれば、良くも悪くも「理想的麻酔科医」になるものである。

さあ、日々、努力!

とはいっても、時には肩の力を抜くことも大切だよ。


私たち麻酔科医は、医師である前に一人の人間である。

医学書ばっかり読んでいてはダメなのである。

そこで、

「ノン医学書」をもっと読もう!

と題して、コレは!と私が思う本を紹介していこうと思う。

ノンフィクションもフィクションもアリだ。

記念すべき第1回目は、

リサ・ランドール氏の『ダークマターと恐竜絶滅』だ。




宇宙論最大の謎と恐竜絶滅の関係?!

宇宙論最大の謎とは、「ダークマター」のことだ。

6600万年前、忽然と地球上より姿を消した恐竜。

このような大絶滅は、何度も繰り返されている。

それも周期的に。

なぜか?

その謎の解答をリサ・ランドール氏は宇宙論から求めている。 

リサ・ランドール氏といえば、「ワープする宇宙」などベストセラーがある。



でも、ただのベストセラー作家ではない。

彼女は「ワープする余剰次元」論の提唱者の一人であり、将来のノーベル物理学賞候補である。

そんな彼女が恐竜の絶滅に関して、大胆な仮説を2014年に発表した。

その難解な理論を私たち素人にわかるように書いたのが本書『ダークマターと恐竜絶滅』である。

現代宇宙論最大の謎とされる「ダークマター」が天の川銀河と相まって、周期的にこの地球上の生命を大絶滅させるというのだ。

母なる地球も、宇宙の子供に過ぎないということだ。

kindle版(↓)で、今すぐ一気読み!

「専門医」資格っている?
「ブラックジャック」になる?という選択もあるか!?

ここで断っておくが、

「専門医」資格を取らないことは、何か専門分野を持たないことではない。

専門医制度に踊らされているのがタマラナいだけだ。

専門医資格を取りさえすれば良いとか..。

「ラパコレ」で2000mLも出血させ、「俺は胆道系の権威だ!」 と言って周りのスタッフを怒鳴り散らす外科医。
(補)この外科医、確かに論文では「胆道系、ラパコレの権威」らしい。 

はじめていく出張麻酔先で、必ずと言っていいほど挿管時に前歯を折ってくる麻酔科指導医。

手技がまったくダメな東大出の麻酔科専門医。

手術がまったくできない産婦人科教授。

・・・・・。


それでいいのか?

肩書とその人の能力が比例するワケではない。

それに「専門医」資格なんて誰でも取れるようになっているのだ。

こんな専門医資格、欲しいですか?
※まあ、欲しいですけどね。


ここで提案ですが、

これからは「専門家」になろうではないか!?

あるひとつの分野についてよく知ること。

誰にも負けないひとつの手技を身に付けること。


私たちは「専門医」を目指すのではなく、ある分野の「専門家」になるべきなのだ。

医師全員がなんらかの「専門医」になる時代だからこそ、

あるひとつの分野の「専門家」になる価値があるのだ。

さあ、あなたはどの分野の「専門家」になる?


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麻酔科に入局した諸君!

毎日充実した生活を送っているだろう。 

でも、中には五月病になってたりして...。

ゴールデンウイーク も終わり、夢も希望も消えてしまっただろうか?

麻酔管理に追われる日々...。

研修医時代が懐かしいなって人もいるかもしれない。

研修医時代にはなかったことがある。

それはバイトの当直だ。

研修医時代は誰かしら指導医がいた。

でも、バイト先では一人っきりだ。

当直先の夜間外来で慌てないための、書籍を紹介しておく。 

研修医時代の急患とはまた一味も二味も違う患者がくる。

そんな時頼りになるのは、あなたの日々の努力しかない。

そう、日々勉強だ。


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あわてないための、お守り本がコレ(↓)だ!!!


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【注】FXなど投資にはリスクがあります。あなたの大切なお金は自己責任で運用してください。

 

昨日から腰が痛い(><)!

手術室の看護師(女性)が腰が痛いって言ったらすぐに「トリガーポイント注射」してるんだけど、

自分ではできないし、かといって後輩にしてもらうのは怖いし、先輩は違う意味で怖いし、、、。

湿布様のお世話になっています。 


しかし、原因は何だろうか?

若干、右下肢の太ももがしびれている感もあるけど...。

「腰椎椎間関節症」かな。

「椎間板ヘルニア」ではないとおもうんだけどな~。

でも、「椎間板ヘルニア」の後発年齢は20~40歳台。

もしかして、、、、。

腰痛の原因は、お腹じゃないかと。

この出てきたお腹が...。


そういえば、医局員で寝違えただけなのに、この痛みは絶対にヘルニアだ!って言って、1週間休んだヤツいたな~。

医療従事者って、痛みに弱いんですよね。


「痛み」、人類にとって切っても切れないものですね。

ですから、「痛み」をきちんと理解しないといけません。

最近、もう一度学び直すという意味で、

小川節郎先生著の『医療従事者のための痛みガイドブック (Kindle版)』を読みました。


また、同じく小川節郎先生編集の『メカニズムから読み解く痛みの臨床テキスト』で学び直しています。


『メカニズムから読み解く痛みの臨床テキスト』は、ペインクリニックの専門医をとる方はぜひ読んでください。
これぐらいの知識はきっちり頭に整理しておきましょう。 

やっぱり、小川先生は偉大です。


ゴールデンウイーク 終わって、仕事のストレスが原因か?

う~、俺も1週間ぐらい休めば治るかも...。

やっぱり、先輩の目が怖い(><;)

「専門医」、、、

とる意味あるんだろうか?

何に役立つんだろうか?

ふと、そんな疑問が生じた。

私は、

現在、日本麻酔科学会の指導医・専門医と日本ペインクリニック学会の専門医を持っている。

Amazonで『麻酔科専門医認定筆記試験問題解説集』を買う

でもだから何だ?!

大学でこれらを持っているからといって、教授にはなれない。

じゃあ、総合病院では?

これまた関係ない。

では、ペインで開業したら?

別に、専門医持っていなくても開業できる。

ここで提案だが、

どうだろう「ブラックジャック」になるというのは。

もちろん医師免許はあることは前提として、

専門医制度にまったくしばられない自由!!!

みんなで「専門医」とらなかったらいいんじゃないか!


まあ、それでも私は更新するために一生懸命なんですけどね。。。

久々のブログ更新です。

ゴールデンウイーク、どうでしたか?

休めましたか?

麻酔科医は、他の科に比べてオンオフがしっかりしているので、

きちんと休んだでしょう!?

私は、暦通りに2日と6日以外は休みました。
といっても、6日は夜中に急患があって、7日の明け方まで仕事してましたけど・・・。


どこも行かなかったので、ホントにしっかり休みました。

で、何をしていたかというと、、、

寝ては、食べ、そして「Hulu」や「「Youtube」三昧の日々でした。

とくに「Hulu」では、

アメリカンドラマ、

「クリミナル・マインド」や「グレイズ・アナトミー」

を観てました。

「グレイズ・アナトミー」を観てると、レジデント時代を思い出しますね。

エレン・ポンピオがいい味出してます。

1969年生まれですよ。

声がとてもチャーミングだな~。


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